世界の雑学

話題の新成分『トマトサポニン』を含むトマトのスゴさを改めて調査してみた!!

こんにちは、WAIです。

皆さんはトマトジュースは好きですか?

私は子供の頃、かなり苦手でした…

WAI

なんで野菜をジュースみたいに飲まないといけないんだって思ってました…笑

でも大人になった今では、少し酸味のあるトマトジュースが大好きになり、毎日欠かさずに飲んでいます!

そして近年、健康志向の高まりとともに「トマトによる健康効果」が改めて注目されています!

トマトと言えば、抗酸化作用をもつ「リコピン」という有効成分が知られていますが、2003年に発見された新成分「トマトサポニン」は、リコピンの5倍近くの有効成分が含まれているそうなんです。

そこで今日は、「トマト」の何がそんなにスゴいのか、研究事例の紹介も含めてまとめてみたいと思います!

この記事は、トマトや類似サプリメントの過剰摂取を促すことを目的としていません。バランスの良い食事を心がけましょう!!

トマトのルーツはどこ?


そもそもトマトってどこから来て、いつ頃から日本でも食べられるようになったのでしょうか?

トマトが食べられるようになった歴史的背景を散策してみましょう!

トマトの出身地は?

トマトの原産は、コロンビアからチリにわたる縦長のアンデス地方とされています。

やがてスペイン人により、南ヨーロッパへと渡り、「パスタソース」や「ケチャップ」の原材料として拡がっていきました。

特にイタリアでは、伝統的な家庭料理として欠かせない食材だそうです。

村人A

トマトが世界中へ拡がったのは、「ハンバーガー」や「ホットドッグ」のためのケチャップ需要がきっかけだったみたい!

日本では、1600年代後半にオランダ人によって初めてトマトが持ち込まれました。

最初、トマトは「観賞用」として扱われていたそうですが、明治時代の西洋文化の流入とともに徐々に食用へと変化していったそうです。

WAI

それまでの日本食には、トマトを使ったレシピなんてなかったんだね!

加工用の「赤系品種」と生食用の「ピンク系品種」

トマトは、その果肉により「赤系品種」と「ピンク系品種」に大別されます。

赤系品種トマト
赤系トマトは、香りと酸味が強く、主に加工用品種調理用として利用されます。

ピンク系品種トマト
多肉質で、サラダや付け合せなどの生食用として利用されます。

現在、日本の市場に出回っているのは、このピンク系トマトである「桃太郎」が主要だそうです。

参考:「食材研究-トマトの生産・流通から栄養機能まで-」
於勢 貴美子(2013)

トマトのここがスゴイ!!


では次に、このトマトに含まれる注目の成分をみていきましょう!

トマトといえば、「リコピン」は皆さんも知っていると思います。

でも実はそれだけではなく、もっとスゴ〜い成分も明らかになっているんです!

強力な抗酸化作用をもつ「リコピン」

トマトと言えば「リコピン」ですよね!?

人間の体がエネルギー代謝の過程で生み出す「活性酸素」は、「老化」や「発がん」などを引き起こす原因物質となる可能性があるそうです。

リコピンが注目されているのは、この活性酸素を除去する能力をもち、皮膚や粘膜の健康を保つ生理作用があることが分かったからなんです。

WAI

赤系トマトの方が、2倍ほど多くリコピンを含むそうなので、効率的にリコピンを摂取するのであれば「トマトジュース」などの加工食品がオススメです。

脂肪を燃やす「13-oxo-ODA」

トマト果汁には「13-オキソオクタデカジエン酸」という新しい有効成分が含まれていることが分かっています。

この成分は、「脂質異常症」や「脂肪肝」の改善に有効とされ、脂肪の燃焼を促進する効果があるそうです!

肥満・糖尿病のマウスによる研究例

肥満と糖尿病のあるマウスに、この「13-オキソオクタデカジエン酸」を加えた食事を約1ヶ月与えたところ、中性脂肪の上昇の抑制が確認されました。

この時に加えた量を、人間の摂取量に換算すると…

トマトジュース200ml / 毎食時に飲用

…に相当するそう。

参考:「食材研究-トマトの生産・流通から栄養機能まで-」
於勢 貴美子(2013)

実は最近知られたスゴイ成分「トマトサポニン」

2003年に発見されたトマトサポニン(esculeosideA)は、成熟トマトに含まれており、リコピンの4〜5倍近い有効成分が確認されたそうです。

このトマトサポニンは、2007年に動脈硬化への有効性が報告されていますが、それ以外にも多くの点で、私たちの健康を支えてくれそうなんです!

現在、報告されているトマトサポニンの効果が期待できる内容を下にまとめます。

【経口摂取(内服)で期待される生理作用】

  1. 降圧作用
  2. 抗血糖上昇作用
  3. アトピー性皮膚炎
  4. 各腫瘍細胞増殖抑制作用
  5. 抗骨粗鬆症作用
  6. 抗更年期障害作用

【経皮的(外用)に期待される生理作用】

  1. 抗ヘルベス作用
  2. 抗皮膚がん作用
村人B

いやっ、なんか凄い!!笑

このトマトサポニンの含有量は「ミニトマト」で最も多く、リコピンの21倍の濃度が含まれているそうです。

しかし、リコピンと違って熱に弱いため、熱処理される加工食品には含有されていないケースがほとんどです。

WAI

摂取する際は、毎日の食事にミニトマト2〜3個を継続して取り入れるのが良いそうですよー!

参照:「トマトサポニンの機能性と反応」
野原,藤原,小野,池田,真鍋,村上(2013)

「トマトに含まれるエスクレオサイドAの研究成果について」
富永,永井(2020)

トマト効果による研究一例

最後にもう一つ、医学分野での研究を紹介したいと思います。

2型糖尿病患者は、一般より血中のリコピン濃度が低いとされているため、1年間にわたりリコピンを摂取してもらい、血糖値の変化を調査した研究があります。

(リコピンの摂取方法)

・トマトジュース200ml/毎日
・飲む時間は指定なし

結果、リコピンを摂取した場合、血糖値(特に糖化ヘモグロビン)の低下が1%以上みられたそうです。

この糖化ヘモグロビンは1%低下するだけでも、合併症の発症や進行リスクを25%も減少させると言われています。

WAI

多飲によって病気が完治するわけではないけど、リコピンの重要性は確認されているんだね!

参照:「2型糖尿病患者の健康管理 -血糖値の改善効果に果たすリコピンの役割」
芳本,吉川,吉田,菅沼,山根,稲熊,内藤,内藤(2007)

まとめ


どうでしたか? トマトの効果、凄いですよね!?

現在は、トマトサポニンを抽出した健康食品なども販売されているそうですが、多量の摂取で病気が完治するわけではありません!!

何でもそうですが、良い成分も、過剰に摂取すれば毒にもなります。

まずはバランスのとれた食生活を心がけ、そこにコップ一杯のトマトジュースや、ミニトマト2〜3個を取り入れることをオススメします!!

WAI

基本は「バランスの良い食事」と「適度な運動」ですよね!!

でも私にとってトマトは、毎日の食事に取り入れたい食材No.1です!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

他の人気ブログを見てみる
にほんブログ村 英語ブログへ にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です